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書評 株式

「賢明なる投資家」 ベンジャミン・グレアム 読んでみた [株式トレード本]

投稿日:2019-06-29 更新日:

 

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ざっくり感想

堅実な投資を志向する人には参考になる。ギャンブル投機でコイントスチャンピオンを目指すひとには向かない本。書いた人はグレアムという米国株式市場のレジェンド投資家。

私はといえば、種銭が無いので投資は難しい、ギャンブル投機で勝ちたいが腕も運も無いので難しいかなと思う。ギャンブル投機で勝ってる人達も運の要素は大きいものの、やっぱりみんな最低限の腕は無きゃ勝てないだろうし相場の世界で勝ってる人はみんなすごいなぁ、と思う(小波)。

まあ実際の投資をするしないに関わらず、投資哲学の一種として参考になるのは間違いない。

 

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かつてあった素晴らしいチャンスの例

本書中に書かれているかつてあった素晴らしいチャンスの例として

「設備など他の資産を考えず、単に在庫及び債権から、負債を差し引いただけの純流動資産(運転資本)から割り出される価格よりも、低価格であることから、簡単に判別できた割安値」

が挙げられている。奇妙な事にそのような掘り出し物はごろごろ転がっていたが、10年後には株価が上昇して市場から消え、進取投資家のみが収益を上げたとのこと。やはり勝てる手法は常に変わり続けるようだ。

上記を受けての教訓

教訓として言えることは、株式市場において利益を出すための手法として、原理が簡単で、多くの人が追随し得るものは、それがどんなものだろうと、単純かつ安易すぎるために長続きすることはないということだ。

市場価格は気分屋のミスターマーケットが、勝手に決めているだけ。高く提示されたということで売りたくなったら取引すればよい。

優れた経営者は望ましい平均市場価格を作り出し、無能な経営者は好ましくない株価を招く。

気になる記述

よくわからん昔の米国で扱われていた債権系の記述がおおい、連邦債権とか。株式との比較のために出しているという側面もあるが、現在ではあまり役に立たないかもしれない。一応流し見だけしておいた。

時代を超えて展開されるいかさま投資

第九章 「投資ファンドへの投資」

「ザ・マネーマネジャー」という本に出ていた19人の若いファンドマネジャー、19人中12人の投資実績がその本に書いてあり、彼らは1966には好成績をあげたが、69年にはかろうじてたった一人だけS&P銘柄をわずかに上回る運用したものの、その他全員が損失を出した

とのこと。

太古の昔から、聡明でエネルギッシュな人間 -多くの場合、若者- は「他人の金」で奇跡を起こすことを約束する。確かにしばらくはその通り奇跡をおこす、あるいは少なくとも起こしたように見えるが、最終的には必ず他人にも損をさせる。

半世紀前、この「奇跡」にはあくどい市場操作や、虚偽の事業報告、非道な資本還元構造、その他詐欺まがいの財務処理などがつきものだった、そのためSECが導入された…。「恐るべき一般幻想」ファトリガ

 ※ファトリガなんて検索してもでなかったがそんな本あるのか?

このような話は2019年現在でも枚挙にいとまがない。今だとさしづめ上場ゴールのキラキラベンチャーってところだろうか。

不健全に運用された場合、当面は目覚ましい成果をあげるかもしれないが、それもほとんどの場合は一時の幻想にすぎず、最後は必ず悲惨な損失で終わる。

確かにそのように思える。上場ゴールの小型株なんかほとんどポンジスキームみたいなものじゃないかとすら思える。

事業にも投資にも言える原則

1.自分が何をしてるのかを知れ → 己の事業を知れ

2.決して自分の事業を他人任せにしてはならない。他人に任せるのであれば、

  ①彼のやることに対して注意を怠らず、かつ十分に理解することができ

  ②その人の誠実さと能力に絶対の信頼がおけるという並々ならぬ確証があること

3. 信頼のおける試算の結果、相応の利益を得るチャンスが十分にあると考えられる場合を除いて、その事業(投資)に踏み出してはならない。特に利益より損失の方が多いであろう投機的行為には。

4. 自分の知識や技術に勇気をもって従いなさい、事実に基づく結論を自ら下し、その判断が正しいと確信したのなら、たとえ他人がそれに対し躊躇したり、異なった考えを持ってようが自分で判断に従って行動しなさい。

要は自分で考えて自分で行動しろってことですね、一時的に虎の威を借りることが出来てもいつかは自分の実力(生まれついて持った財産なども含め)に帰結するんだと思います。

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-書評, 株式

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